こんにちは~!みやびです。
我が家では先日ウォーターサーバーで有名な「プレミアムウォーター」の早期解約をしました。契約から半年しかたっていないので早期解約手数料という名の違約金15,000円を支払い解約に踏み切った理由をお伝えしたいと思います。
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早期解約した理由
早期解約した理由は以下の通りです。
- 定期的にくる水を使い切れなかった
- 水代が高い
- 電気代がかかる
- 場所をとる
- 子供が触ると危ない
書き出して改めて思いましたが契約前から全部想像つくようなことばかりですよね…。
でもこれらの「契約を迷う項目」は営業のうまいお兄さんお姉さんが契約に結び付くように上手に払拭してくれるので、勢いで契約しちゃうんですよね。
我が家もまさにそのパターンでした。
そもそもなぜ契約に至ったのか
早期解約した詳細な理由に触れる前に、なぜ我が家がウォーターサーバーを契約したかをお話しします。
契約したきっかけは2018年夏の某ショッピングモールに行ったときの勧誘です。
子ども・赤ちゃん用品が売っているお店が並ぶエリアにブースが設けられており、そこの前を通った時に営業のお兄さんに声をかけられました。
今までなら絶対に勧誘されないように目を合わせないように前を通っていたのですが…子供は正直ですね。2歳目前の長男が走り出してバルーンアートの犬に食いつきました。
息子を放置するわけにもいかないので立ち止まると、もうその時点でお兄さんの上手な説明が始まりました。笑
ただ本当に必要ないと思っていたら我が家も契約はしませんでした。けれどちょうど次男が完ミになり離乳食が始まって間もないころというベストタイミングだったんです。
そして「通常のサーバーならレンタル料無料、サービスで事務手数料無料、かかるのは水代と電気代だけ」と言われると…。
あったら便利だし水代と電気代だけなら~と思い、契約するに至りました。
…ではこの背景を踏まえて本題の詳しい解約理由に触れていきたいと思います。
定期的にくる水を使い切れなくなった
契約した当初はミルクの調整はもちろん、離乳食でとろみをつけるときや粉末のベビーフードを使うときに使っていて、いちいちお湯を沸かさなくていいので非常に便利に使っていました。
でも子供は成長します。次男が1歳を迎えたらミルクは卒業し、離乳食でとろみをつけなくても食べられるようになりました。
この時点で契約した当初よりも水の消費は大幅に落ち込み、昼ごはんのスープ春雨を作るときと午後のティータイムに紅茶を入れるときくらいに。
そして私は仕事に復帰し、家にいることが減ります。
もちろんこんな状態で使い切れるわけがありません。

契約した時にはお水はこんな感じでいろんな用途に使えますよ~って説明してくれます。ふんふんなるほど。沢山使う用途があるしなかなかいい感じだな!って思ってたんですよね、この時は…。
水代が高い
実際には使用用途はかなり限られてしまいました。その理由は水代です。
私が注文していたのはプレミアムウォーターの中でも関西地方への地帯別追加料金のかからなかった「富士吉田」のお水です。

営業のお兄さんは成分についても説明してくれていましたが、あくまでもこんなのが入っていますよーっていう特徴程度のものだったと思います。

ちなみに「富士山のバナジウム天然水」という名前のお水があるくらいなので、バナジウムが体にいいことは分かりますが…まだまだ研究段階で不明なことも多いです。
血中コレステロール値を下げる、血糖値を下げる物質と似た作用をするなど少しずつ研究はされていますが、あくまでも補助的なものと考えたほうが良さそうですね。
話がそれましたが、私が注文していた「富士吉田」のお水は12L×2本で3,680円(税抜)です。

1本あたり77円で安いというのが売りですが…もっと大容量で安い水ってあるんですよね。500mlペットボトルに入ったやつでも。
そして確かにそのまま飲んだ時の味は美味しいんですが、これで麦茶やルイボスティーをつくると水の味が主張してくる…普通に水道水を沸かした時のほうが私はしっくりきました。
成分も得にこだわらないし、「この水じゃないとだめ!」っていうのがないと、やっぱりこれだけのお金をかけるのはもったいなく感じてしまいます。
そしてさらにウォーターサーバーを使用するときの「電気代」もかかってくるので尚更です。
電気代がかかる
いくらサーバー代が無料といっても電気代は各家庭で負担します。

この画像のとおり電気代は通常770円/月、エコモード時620円/月です。
そして我が家にはティファールがあります。
こちらのティファール、電気代はカップ1杯(約140ml)で約0.6円(1kWh/27円で計算)です。
今の使用用途(カップスープを作る・紅茶を入れる)で水を沸かす電気代を計算すると、45円/月になります。
…あれ、ティファールめっちゃ優秀じゃない??ってなりました。使いたいときに使うから電気代がかからないんですよね。
もし仮に1日1Lのお湯を使いたければティファールの電気代は126円/月です。普通に安い。
(ショッピングモールでお水の勧誘されたときにティファールで何回もお湯を沸かすより、断然電気代がかからないって言われたのにおかしいな…)
電気代を割り出したことで、ティファールの優秀さが垣間見え、ますますティファール信者になる結果となりました(笑)
場所を取る
サーバーはスリムで場所をとらず、インテリアにも馴染むというのが売りなのですが、やっぱり何もない状態よりも場所を取るし存在感もあります。

我が家では上の写真のように、リビング・ダイニング部分のダイニング寄りのところに設置するという、ちょっと不思議な配置をしていました。
というのも、ショッピングモールで契約した時に「キッチンのあのスぺースに置けるはず」と思っていた場所に置けなかったからです。
そういうのもちゃんと考えたうえで契約しておけばよかったんですが…まぁまぁそれは置いといて(笑)
置く場所を考えるうえで問題になったのは3点。
- 大きさに対するスペースの問題
- 動線の問題(キッチン近くに置く、など)
- コンセントを取る場所の問題
スペース問題ばかり頭にありましたが、もしキッチンに置けなかった場合でも、使用時の動線を考えるとキッチン近くが便利なんですよね。
そして小さい子どもがいる家庭ならではかもしれませんが、コンセントについては1歳2歳の息子達が触れないようにする必要があり、かなり悩みました。
また、サーバーと壁の間にスペースをとって設置する必要があり、どうしても後ろに空間ができるので、物理的に他のもので塞ぐという手段をとるしかありませんでした。
その結果…コンセント穴の前にサーバーを置き、おもちゃを置いているカラーボックスを横に置いて後ろの隙間部分をふさぐという、なんとも言えない配置に(笑)
子どもが触るとあぶない
どこに置いても同じだったとは思うのですが、1歳2歳くらいの子供はやっぱりウォーターサーバーに興味を示します。
でもプレミアムウォーター側もそれをちゃんと把握しているので、チャイルドロック機能に加え、チャイルドロックカバーも付けてくれています。

上の写真のように、
- チャイルドロックカバーのつまみの部分を強く押す
- 下にスライドさせてカバーを外す
- カバーを開けてチャイルドロックボタンを出す
- ボタンを押した状態でカップをレバーにあて奥へ押す
この手順を踏まないと水やお湯が出ないようになっています。
最初は大人でも難しいなと思ったので、これは子ども達からしたらもっと難しいだろうなと思っていたのですが…
ほんと子どもってよく見てますよね。もうチャイルドロック機能を突破される寸前まできてました。

上の写真は1歳1か月の次男の様子です。
ロックカバーは最初のうちはすごく硬かったのですが、何回も使っているうちに少し外しやすくなりました。それもあってか、次男はカバーを外せるようになってしまいました。
まだボタンが隠れているカバーを開けたり、ボタンを押したりするところまでしかできませんでしたが…思わぬ事故まで時間の問題だったと思います(・・;)
ちなみに2歳4か月の長男は「熱いからあぶない」ことを最近になって理解するようになったので、言えば分かってくれました。
なので2歳以下のお子さんがいる家庭では気を付けたほうがいいのではないかな?と思います。
なぜ解約手数料を払って解約したか
解約に至った理由はここまで書いてきたとおりですが、「サーバーのレンタル料はタダだし、3年の契約期間で水を頼まずにサーバーの電源を切って置いておけばよかったんじゃないの?」って思った方もいるはず。
でも、そうはいかないようにできているのがプレミアムウォーターをはじめとするウォーターサーバーの仕組みです。
水を頼まなければ手数料がかかる
プレミアムウォーターでは休止・停止・強制解約という制度があります。

休止はこちら側から「水はいりません」と申し出た場合、停止はプレミアムウォーター側から「支払いを確認できない・水が届けられず返送された」を理由に取られる措置のことです。
休止または停止は、最後にお水が届けられた日を基準に60日経過時点で800円(税抜)、90日経過時点で800円(税抜)を支払います。
さらに120日経過すると強制解約となり、2年又は3年の契約期間内であれば、その時点で15,000円(税抜)または20,000円(税抜)を支払うことになります。
そして強制解約から30日以内にサーバーを返却できなければ、30,000円(税抜)の製品保証料がとられます。
一言で言います。逃げ道がないんです。(笑)
ちなみに2か月に1回頼むとかかる金額は、お水代3,680円(税抜)+電気代1240円で4920円。
あと半年で契約満了まできている方だったら、そのままお水を頼み続けたほうが良さそうですが、我が家はあと2年半も頼み続けなければならなかったので解約することにしました。
製品保証料の問題
我が家ではレンタル期間が短くあまり問題になりませんでしたが、あくまでもサーバーは借り物です。

こちら側の過失でサーバーを破損してしまった場合は30,000円支払うという決まりがあります。
もちろん長期使用による経年劣化や正しく使用していた場合の故障はこれに該当しませんが、例えば子どもがサーバーを倒して壊れた、などの場合は支払う必要がありそうですね。
万が一のことがないとは言い切れないので、必要なくなった時点で解約するのが一番だと思います。
解約手数料がかからない方法もあるが…
この方法は他サイトでもよく書かれていると思います。「他社からの乗り換えで解約手数料を負担します」っていうやつですね。
プレミアムウォーターのお水やサービスが嫌だ、という理由であればこの方法は有効ですよね。
でも我が家の場合はお水自体必要ないので、他社に乗り換えても同じ結果になると考えました。
プレミアムウォーターを契約してみて思うこと。
最後になりますが、我が家がウォーターサーバーを契約して思ったことを書かせていただきます。
プレミアムウォーターで契約して損をしたとは全く思っていません。むしろ必要な家庭には是非おすすめしたいです。
実際に次男がミルクや離乳食でお水が必要だったときは、時短になるし良いお水を安心して使えるし、契約して良かったと思っていました。
ただ、もっと早く契約しておけばよかったと思います。
我が家は年子の兄弟がいるので、長男が生まれる前くらいに契約していれば、ちょうど3年くらいでお水が必要なくなり、解約手数料がかかることなく契約満了になっていたなぁ…と。
もし我が家と同じようにミルクや離乳食目的での使用を考えている方がいれば、子どもが生まれる前や生まれてすぐくらいの時期の契約をオススメします!
離乳食やミルクにお水を使わなくなった今は「我が家は特に水にこだわりがなく、家にいる時間も短くなる見込みがあり、サーバーが本当に必要なくなる」ということが分かりました。
使ってみないとサーバーがあっているかどうかなんて分かりませんもんね。それが分かっただけ満足です(^^)
長くなりましたが、ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!
ではまた~!